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YubiKeyが搭載している機能

複数の認証機能を搭載した最新のデバイス「YubiKey」

YubiKeyが搭載している認証機能は、ワンタイムパスワードやFIDO2&FIDO U2Fなど、全部で9つ。
W3CがWebAuthとして採用したFIDO2にはYubiKey5から対応しています。
また、そのうち幾つかは2つのスロットそれぞれに別の認証方式を設定することができ、
最大で6つの機能を同時に使うことができます。

2つのスロットにそれぞれに設定できる機能

Yubico OTP

OATH-HOTP

チャレンジレスポンス

安全な静的パスワード

Symantec VIP

YubiKey5-functions

Smart Card、IC Card(PIV-Compatible)

OATH-TOTP

FIDO U2F & FIDO2

OpenPGP

YubiKeyの機能

Yubico OTP

Yubico社独自の44桁のワンタイムパスワード。
AES128Bit暗号化によるOTP生成アルゴリズムにて毎回異なる文字列を生成します。一度発行した文字列は二度と発行されません。
文字列生成はUSBキー内部のICで完結するので、外部からの逆アセンブリによる解析は不可能です。
ワンタイムパスワードと固定パスワードを組み合わせる二要素認証で強固なセキュリティと利便性を実現できます。
カウントアップ方式のため発行限界がありますが、1日5回しても18年間は使用できます。
米国の国防総省が認定したセキュリティー基準をクリアしています!

OTP文字列の例YubiKey

1回目:ccccccbgjfkivkjtcvujikfbhcrrvgefrhkfrutfndje
2回目:ccccccbgjfkithingjetibnnijcbujgjbbckbkhtjhiu

FIDO U2F

チャレンジレスポンスと公開鍵基盤(PKI)を組み合わせた最高技術で、ユーザー情報もしくは暗号鍵がサービス提供者間で共有されません。
Google、GitHub、DropBoxの二段階認証にFIDO U2Fが使用可能です。

FIDO Alliance

FIDO(ファイド:Fast IDentity Online) Allianceは、「パスワードのない世界」の実現に向けて取り組む、非営利の標準化団体。
FIDO U2F(Universal Second Factor:2要素認証)は、FIDOが推奨する認証方法のうちの1つ。
現行のオンライン認証の第一要素に、USBメモリなどの第二要素による認証を追加した二段階認証を実現します

チャレンジレスポンス

従来のID / パスワードとランダムな値を組み合わせた、クライアント(PCやデバイス)と認証サーバー間の認証方式

OpenPGP

電子署名や暗号化に用いられるオープンな規格。
スマートカードに格納された電子鍵を用いた暗号仕様(RSA/ECC)により電子署名

PIV

SIMカードやSuica等のICカードに埋め込まれているICチップ上で、個人識別を行うための仕様。
YubiKey PIV Manualについてはこちらを参照ください。【YubiKey PIV Manual
※ご利用にあたりましては免責事項をご確認ください。
 詳細なサーポートにつきましてはコンサルティングも承っておりますので、お問い合わせください。
OATH-HOTP

OATH-HOTP

HOTP(HMAC-Based One-time Password)アルゴリズムを利用した認証方式。
ユーザーが決めたパスコード(シークレット)とOTPの生成回数をもとにOTPを生成する方式です。
OTPの生成には、以下の2つのデータが必要になります。

ユーザーが決めたパスコード(シークレット)

OTPの生成回数またはOTPの生成時

YubiKey HOTP

この2つのデータをサーバとクライアントの両方で保持し、生成したOTPが一致すれば認証OKとなります。

YubiKey HOTP

ハッシュ値とは

元になるデータから一定の計算手順により求められた、規則性のない固定長の値。
同じデータからは必ず同じハッシュ値が得られる一方、少しでも異なるデータからはまったく異なるハッシュ値が得られる

OATHとは

OATH(The Initiative for Open Authentication)は、認証に関する標準規格を策定している団体。
SymantecやSyscoが参加しています。

OATH-TOTP

TOTP (Time-based One-time Password Algorithm)アルゴリズムを利用した認証方式。
一定時間ごとにワンタイムパスワードを生成します。
パスワードの生成には、Yubico社が提供している専用のアプリケーションが必要になります。

Android端末の場合、Yubico AuthenticatorをGoogle Playからダウンロードしてお使いください。

パソコンでお使いの場合、こちらのページからYubico Authenticator for Desktopをダウンロードしてお使いください。

OATHとは

OATH(The Initiative for Open Authentication)は、認証に関する標準規格を策定している団体。
SymantecやSyscoが参加しています。
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